いつも買うお菓子の賞味期限を見てみよう!

災害時の非常食は用意していますか?

災害時に必要な非常食の量は1週間分と言われています。ということは、例えば4人家族なら、7日×3食×4人分を目安に準備しなくてはいけません。
そう考えると、かなりの量になりますね。

今は様々な防災用品や食品が売り出されており、家庭用、会社用、自治体用とそれぞれの場所に備えられることも多いと思います。中でも最近は100円ショップに売られていたり、長期保存の出来る水や、お菓子、缶に入ったパンやお惣菜もバラエティ豊富に見かけるようになりました。
もちろん防災のための専用グッズはとっても便利で、私も備えていますが、普段使うものを防災用としても使えたらもっといいと思いませんか?

そこでオススメなのがローリングストック法です。

ローリングストック法とは

普段の食品を少し多めに買い置きしておき、賞味期限を考えて古いものから消費し、消費した分を買い足すことで、常に一定量の食品が家庭で備蓄されている状態を保つための方法です。
(農林水産省ホームページより)
https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/foodstock/chapter02.html

おすすめポイント
★賞味期限を切らしにくい
★災害時に食べ慣れたものを食べることができる
★備蓄に対するハードルが下がる

普段使いのものであれば、取り出しやすい所に置かれているはずなので、「あ、賞味期限が切れてる!!」とは、なりにくいかなと思います。
また、緊急時に、それもただでさえ不安を抱えた状態で、初めて見るものを口にする事が、ストレスになったりはしないでしょうか。
小さなお子さんなら尚更です。

まずは、お子さんが普段よく食べるお菓子やいつものレトルト食品を裏返して、賞味期限を見てみてください。半年から1年以上あれば、ローリングストック向きですね!

日用品もローリングストック

もちろん食品だけではなく、日用品にもオススメです。
新型コロナウィルス感染拡大時に品切れになった、ペーパー類やオムツ、生理用品、マスクなども、普段より少し多めに買っておく事で、災害時だけでなく急な品切れにも対応できますよね。

普段から、防災について話をしたり、考えたりする機会があり、十分に備えることによって、緊急時でも慌てることなく少しでも安心して過ごすことができます。自分のために、家族のために、そして自分の周りの人のために、できることから始めてみませんか?

(防災士・森好)

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