9 月10日~16日は自殺予防週間

 日本では全国で年間約 2 万人の尊いいのちが自殺によって失われ、その何倍もの遺族が悲しみ、苦しんでいます。こころの不調が長く続いたり、日常生活に支障が出たりしている場合は早めに専門機関に相談しましょう。また身近にいる人が悩んでいることに気づいたら、声をかけ、支えあい、必要な時には相談窓口につなぐことが大切です。

自殺のサインを見逃さない

 自殺は、個人の自由な意思や選択の結果ではなく、その多くが「追い込まれた末の死」だと言われています。自殺をする前には、身体の問題や経済状況、家庭環境、人間関係などさまざまな悩みが原因で心理的に追い詰められ、うつ病などのこころの病になっている場合が多いとされています。これらのこころの病の影響により、正常な判断ができない状態となることで自ら命を絶ってしまうのです。
 自殺を考えている人は、追い込まれている状況にあり、何らかのサインを発しています。周囲の人はそうしたサインを感じたら、まずは話を聞いて、専門機関への相談や医療機関への受診を勧めましょう。

相談する

 悩みや不安を抱えて困っている時には、気軽に相談できる場所があります。電話で相談しづらい人には、LINEやチャットなどの相談窓口もあります。主な相談先を紹介します。
●電話相談
 あいちこころほっとライン365(℡052-951-2881 毎日 9 :00~20:30)
●LINE
 あいちこころのサポート相談(ID@aichi_soudan)を「友だち登録」し、トーク画面下の「相談を開始する」から、アンケートに回答後、相談できます。

~広報犬山9月1日号引用~

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